2024/01/01

【5456】YOSAニュース総まくり2023

【YOSAKOIソーランイベントウィークリー第5456号/新年特大号第1部】
≡YOSAニュース総まくり2023≡

読者のみなさん、あけましておめでとうございます。
昨年もご愛読いただきまして、ありがとうございました。
新型コロナウイルスがインフルエンザと同じ感染法上5類に移行し、多くのイベントが現地開催を通常規模に戻しイベントもチームも活気が戻りつつある、そんな1年でもありました。
当マガジンも、コロナ前のようにイベント情報を伝えられるようになりましたが、情報収集がうまくいかず、扱う件数も少なくなってしましました。
イベントライブ配信も、昨年は再生回数、最大同時閲覧数が過去最多を更新し、多くのみなさんにご視聴いただきました。2020年はコロナが始まった直後の3回のみ、一昨年2021年はわずか1回でしたが、昨年は33回と、コロナ前の2019年の44回に迫る回数に戻りました。
今年もみなさんのご協力のもと、たくさんの情報をお伝えするべくがんばってまいりますので、当メールマガジン"YOSAKOIソーランイベントウィークリー"をどうぞよろしくお願いいたします。

さて、新年最初は元日恒例、昨年のよさこい界をざっくり振り返る『YOSAニュース総まくり』です。


◆YOSAKOIソーラン祭り、感染対策が必要なくなるも様々な意味で「TO THE NEXT SATGE」へ◆
第32回YOSAKOIソーラン祭り、目隠しシートやマスク着用義務がなくなるなど特別な感染対策がなくなって初の開催となり、審査ブロック数もコロナ前の規模に戻りました。
大賞はREDA舞神楽が初受賞。道外勢としては第1回のセントラルグループ、第25回の笑゛に続き7年ぶり3チーム目の大賞受賞でした。
さらにREDA舞神楽は、一次審査はブロック2位でセミファイナルに進出しセミファイナル1位でファイナル進出、そこからの大賞で、2013年にセミファイナル1位チームがファイナルに進出できるこの制度が始まって以来初の快挙でした。
コロナ渦で規模を縮小して開催された第31回では会場数はほぼ半減。再開したのは「新さっぽろ「あつこい」」のみでした。一方で、場所は変わりましたが澄川地区に13年ぶりに会場が設置されました。


◆YOSAKOIソーラン祭り、今年から撮影の規制強化へ◆
今年から、YOSAKOIソーラン祭りでの撮影の規制が強化される見通しです。
昨年11月に発表された第33回YOSAKOIソーラン祭りの参加要項によりますと、「近年、マナーの悪い撮影者が増え一般の観覧者の妨げとなっている」として、安全管理を理由に大通会場「特別観覧席」「アリーナ席」「桟敷席」における、一脚・三脚等の床面等にカメラを固定しての撮影を禁止とするほか、「映像コンテンツとしての権利保護」を理由に「特別観覧席」「アリーナ席」
「桟敷席」で撮影した動画のインターネット・動画配信サイト(Youtube等)への個人アカウントからの公開が禁止されます。なお、チーム公式アカウントからの公開は認められるほか、西8丁目ステージ会場では有料のチーム記録エリアが新設される予定です。
この規制は、組織委員会直営会場の、大通公園西8丁目ステージと大通南北パレード会場が対象で、このほかの会場については各会場の運営者が異なるため、撮影ルールは各会場ごとに定められることになります。
今回の規制強化の中で、動画・静止画ともに撮影そのものは禁止されないほか、「演舞鑑賞を目的とした映像ではなく、短時間のものについてはSNS等への掲載は可能」としています。
これについて、観客・参加者ともに賛否が分かれており、「カメラが邪魔でまともに見れないから大歓迎」「うまく伝えられないけど伝われ!この想い」「YouTubeでよさこいの動画上げて収益得てる奴がいるから規制は仕方ない」などと歓迎する意見がある一方で「公式が上げる動画だけじゃなくて個人で上げた動画も見たいのに残念」「これじゃわざわざ高いチケット買ってファイナル見る必要ない。テレビか7丁目の大型ビジョンで十分」「見るのも大事だけど、撮るのも大事。何しに行くのかわからなくなる」「これじゃ祭りのさらなる繁栄どころが衰退する」など、概ね反対意見のほうが多く見受けられます。さらに「大通が三脚一脚の使用禁止になるなら、規制のない周辺の会場に流れてそっち(道庁、一番街など)で何か起こりそう」「今後この規制が全会場に及ぶ日も近い」「YOSAKOIソーラン祭り以外のイベントも追随しそう」などとこの先のことを心配する声もあります。
見る人、撮る人、運営する人、いずれも不利益が生じないイベント運営が求められるところですが、規模が大きくなるほど縛りが増えるのは致し方なく、難しい判断が迫られます。


◆新型コロナウイルスが感染法上5類に移行。通常規模に戻るイベント、戻らないイベント◆
5年前の12月に初めて感染確認が始まって以降、今も新規感染者が出続けている新型コロナウイルス(COVID-19)。オミクロン株の次の株は現れないものの、BA1、BA5、XBBなど続々とバージョンアップを続け、昨年末には「JN.1」が生まれ今も進化を遂げています。
このにっくきコロナも昨年5月にインフルエンザと同じ扱いになり、これまで感染対策を講じてきた多くのイベントが通常開催に戻りました。
コロナ前と同じ体制に戻ったイベントもありますが、YOSAKOIソーラン祭りの大通パレード会場が感染対策を理由に3回に減らしてから5回に戻らないなど、コロナを機に運営体制を見直したり、YOSAKOIソーラン祭りやみちのくYOSAKOIまつりなどで会場がすべて再開しなかったり、開催そのものを辞めるイベントもあり、新型コロナウイルスがもたらした影響は計り知れないものになりました。
なお、大通パレードの回数が3回に減ったのは感染対策だけでなく、運営スタッフ不足や踊り子の過呼吸や熱中症など健康面を考慮したとの見方も多くあります。


◆雑踏規制も強化?大乱舞IN白老で警察が介入し初の総踊り中止◆
一昨年のハロウィーンで韓国ソウルの梨泰院で起きた158人が死亡した雑踏事故を受け、日本でも雑踏での規制が強化されています。
新型コロナウイルスの影響でソーシャルディスタンスを保つ観点から入場制限や雑踏規制が強化されていましたが、今度はこの梨泰院の事故を機に雑踏規制が強化されており、その影響がよさこいイベントにも及んできました。
昨年10月に北海道白老町で開催された「大乱舞IN白老」。白老八幡神社の神楽殿前の駐車場(境内)で行われるステージ演舞会場は狭いうえに多くの観客が来場することから例年、後半の有力チームの演舞時には身動きが取れないほどの大混雑になります。通路は確保するのですがその通路もたびたび埋まり、注意するもののなかなか改善されないのが例年のことでした。昨年は過去最多の59チームが参加したこともあり、終盤には例年と同じ規模の混雑が起きました。
警察はイベントの雑踏警備でこれまでも警察官が巡回していましたが昨年、観客の導線警備にも介入。改善を要求しているのか、主催者と警察が問答するシーンが何度もありました。演舞の合間には通路の確保を要請するアナウンスがたびたび流れ、いつもと違う雰囲気に。
全チームの演舞が終わり総踊り!というところで突然「総踊りは中止します」とアナウンスが流れ、総踊りは中止になりました。
混雑具合は例年とほど同規模だったのにも関わらず、総踊りを中止し、参拝したりお守りなどの授与所がある本殿も踊り子以外の入場を制限するなど、異様な空気に包まれました。
これについてある関係者は「梨泰院の事故があったからではないか」とみています。


◆オンラインイベント続々と終了。残るはテレどまつりとYOSAKOIソーラン祭りの映像参加企画のみに◆
新型コロナウイルスの影響で現地演舞イベントが開催できず、2020年3月に「人吉よさこい祭り」が初めてオンラインで開催したことで注目されました。その後「現地に集まれないならせめてネット上ででも」と、よさこいイベントのオンライン開催は急速に広がりをみせました。一昨年もオンラインイベントは残りましたが、感染対策を講じて現地演舞するイベントが徐々に増え、昨年は特に感染対策が必要なくなり、オンライン中心のイベントは減少傾向が続いています。
そして昨年、主な動画中心のイベントはにっぽんど真ん中祭りのテレどまつりと、YOSAKOIソーラン祭りの映像参加企画の2つのみとなり、他はほとんどが現地演舞イベントに戻りました。
減少しているのはオンラインイベントの件数だけでなく、テレどまつりの参加チーム数も減少傾向で、22年は403チームを4日間かけて審査したのに対し、昨年23年は217チームにほぼ半減。モリコロパークでのセミファイナル・ファイナルコンテストの公開審査を含めて3日間に減りました。
さらにこのテレどまつりでは一昨年「和凛-KARIN-」が北海道勢で唯一ファイナルへ進出し、どまつり史上北海道勢最高位の4位を受賞しましたが、昨年は和凛-KARIN-のほかに、天嵩~Amata~、倭奏の3チームがファイナルに進出し、倭奏が初の大賞を受賞。どまつり史上北海道勢最高位を1年で塗替え、今後記録に並ぶことはできますが、更新されることはなくなりました。
どまつりは昨年、25周年記念として初めて8月末と11月末の2回現地演舞を開催。11月には長久手市のモリコロパークでテレどまつりの公開審査と、市街地開催とテレ開催の総合大賞を決めるグランプリファイナルを開催。動画演舞と現地演舞が初めて融合されました。
開始当初から疑問視されているドラマ仕立ての映像はもはや映像作品としてのスタンダードとなり、上位進出のためには高額の費用をかけて制作することが欠かせなくなってきていて、演舞作品同様に豪華なものとそうでないものの二極化が浮き彫りになってきています。


◆昨年のメルマガデータ◆(12月31日12時現在)( )内は前年比
〔メルマガ発行回数〕251(24減)

〔メルマガ読者数〕31(増減なし)

〔X(Twitter)フォロワー数〕5929(369増)

〔X(Twitter)ツイート閲覧数(インプレッション)〕3,978,570(280,268増)
※年間でツイートを閲覧した数です(12月30日現在)

〔Facebook フォロワー数〕535(1増)

〔LINE 有効友だち数〕256(6減)

〔ツイキャス通知登録者数〕529(12増)

〔ツイキャスサポーター数〕111(増減なし)

〔ツイキャス総視聴者数〕8461(5増)

〔YouTubeLiveチャンネル登録者数〕916(308増)

〔YouTubeLiveチャンネル視聴回数〕74030(32653増)
※YouTubeのデータは12月29日現在

〔Instagramフォロワー数〕242(63増)

〔イベントライブ配信件数〕36(3増)
※YouTubeLive、ツイキャスの件数合計



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